デヴィッド・ボウイがその全盛期に発表した『世界を売った男』(71年)、『
ハンキー・ドリー』(71年)、『
ジギー・スターダスト』(72年)、そして全英チャート1位を記録した『
アラジン・セイン』(73年)と大ヒットした先行シングル「ジニー・ジーン」をはじめ、多くのミュージシャンの作品への参加でも知られるギタリスト、
ミック・ロンソン(MICK RONSON)の生涯を追ったドキュメンタリー映画「ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡」が3月8日(金)に東京・渋谷 シネクイントほかで全国公開されます。
ミック・ロンソンは1946年、英ヨークシャー生まれ。地元でのバンド活動を経て、当時デヴィッド・ボウイのプロデューサーを務めていた
トニー・ヴィスコンティの目にとまり、ボウイのバンドに参加。レコーディングはもとより、バック・バンド、スパイダーズ・フロム・マースの一員としてライヴにも帯同し、73年の来日公演でもギターを弾いています。その後、
モット・ザ・フープルにも一時在籍、
ルー・リードや
リッチ・キッズ、
モリッシーらのアルバムをプロデュースするなど、縁の下の力持ちとしてロック界を支えたものの、93年にこの世を去りました。
映画には、ルー・リード、
グレン・マトロック、
ロジャー・テイラー、
リック・ウェイクマン、
ジョー・エリオットが出演し、生前のデヴィッド・ボウイがナレーションを担当しています。
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