20世紀ボヘミアの大作曲家、
マルティヌーの世界初録音となった作品や、祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれなかった作品を含む『ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集』全4巻をBOXセットとしてまとめた『マルティヌー: ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集』(CDS-44611〜4 / 輸入盤)が発売されます。
マルティヌーの豊富なレパートリーを取り上げた『ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集』は、2007〜8年の発売当時にも話題となった、全4巻からなるマルティヌーの大プロジェクト。独奏ヴァイオリンとヴィオラは、
ナタン・ミルシテイン(Nathan Milstein)門下で、かつて
読売日本交響楽団のソリスト兼コンサートマスターとして活躍し、現在はチェコ・フィルハーモニー八重奏団の第1ヴァイオリンとしても活動しているチェコ出身の名手
ボフスラフ・マトウシェク(Bohuslav Matoušek)が務めています。管弦楽は、イギリスの名指揮者&鍵盤楽器奏者として活躍した
クリストファー・ホグウッド(Christopher Hogwood)が指揮する
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団です。
■2019年1月20日(日)発売予定
『マルティヌー: ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集』
4CD CDS-44611〜4 / 輸入盤
マルティヌー:
[DISC 1]
01. フルート、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲 H.252
02. 2本のヴァイオリンと管弦楽のためのデュオ・コンチェルタンテ H.264
03. 2本のヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲ニ長調 H.329
[DISC 2]
01. ヴァイオリンとピアノ、打楽器を伴う弦楽オーケストラのためのコンチェルト・ダ・カメラ H.285
02. ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲 H.342
03. チェコ狂詩曲 H.307a(イジー・テムルによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲)
[DISC 3]
01. ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 H.276(初稿版)
02. ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 H.276a(第2稿版)
03. ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ・コンチェルト
[DISC 4]
01. ヴァイオリン協奏曲第1番 H.226
02. ヴァイオリン協奏曲第2番 H.293
[演奏]
ボフスラフ・マトウシェク(vn, va) / クリストファー・ホグウッド指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / ヤンネ・トムセン(fl) / レジス・パスキエ、ジェニファー・コー(vn) / カレル・コシャーレク(p)
[録音]
2001年5月、2004年4月&6月、2005年12月 チェコ プラハ ドヴォルザーク・ホール