将来を嘱望される音楽家を支援するホテルオークラ東京のメセナ活動〈ホテルオークラ音楽賞〉。その第20回の受賞者が、ソプラノ歌手の
小林沙羅とチェリストの岡本侑也に決定。
ホテルオークラ東京は1996年より、将来を嘱望される音楽家の支援を目的に、毎年2組の演奏家に対して“ホテルオークラ音楽賞”を授与。同時にホテルの公共性を活かした無料の受賞記念演奏会を開催しています。
東京藝術大学および同大学院を経て、ウィーンとローマで研鑚を積み、国内外で活動する小林。現在は全国制作共同プロジェクトである
モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』に出演しています。3月2日(土)には、英ロンドン・ウィグモアホールでリサイタルを行ないます。
1994年生まれの岡本は2017年、〈エリザベート王妃国際音楽コンクール〉のチェロ部門第2位ならびにイザイ賞を受賞。ドイツ・ミュンヘン音楽大学を首席で卒業し、現在はミュンヘン音楽大学大学院で
ユリアン・シュテッケル(Julian Steckel)に師事しています。