二階堂和美のコラボレーターとしても知られ、近年では2017年発表のセルフタイトル作『Tara Jane O'Neil』や昨年の来日公演が好評を博している米ケンタッキー・ルイヴィル出身のTara Jane O'Neil。「夜明け」サウンドトラックは、稀有なメロディメイカー / シンガーとしてのみならず、音そのものの強度を最大限に引き出す卓越したサウンドアーティストとしての側面を持つO'Neilの真骨頂と言うべき音響作品。倍音を活かしたドローニッシュなアンビエントを基調に、ギターでのアルペジオや歌唱、親交の深いJean Cook(IDA)がアレンジメントで参加したストリングスでの旋律を交え、アヴィシックかつ慈愛も感じさせる仕上がりとなっています。同作からは、映画のエンドソングとして生まれ変わった『Tara Jane O'Neil』収録曲「Joshua」が公開中。