ジャズ作曲家・挾間美帆の最新オリジナル・アルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』にヴォーカリストとして参加し注目を浴びる、米ニューヨーク出身のジャズ・シンガー / ソングライターのカヴィタ・シャー（Kavita Shah）が、仏パリ出身のベース・プレイヤー、フランソワ・ムタン（Francois Moutin）と来日ツアーを開催。2月22日（金）東京・新宿 Pit Inn、23日（土）千葉・松戸 Trobber、 24日（日）東京・武蔵野スイングホール、25日（月）京都 Le Club Jazz、26日（火）兵庫・神戸 100BANホール、27日（水）静岡・LIFE TIME、28日（木）愛知・名古屋 Star Eyes、3月1日（金）東京・南青山 Body & Soul、3月2日（土）茨城・つくば Flogの9公演が発表されています。

　シャーはニューヨーク・マンハッタン生まれ。幼少期からクラシック・ピアノを学び、クワイアで活動するなど音楽活動に親しんで育ち、ハーバード大学でラテン・アメリカを研究、学士号を習得した後、マンハッタン音楽学校に入学。シーラ・ジョーダンに師事しジャズ・ヴォーカルを学び、現在はニューヨークを中心に活動しています。2014年にはリオーネル・ルエケがプロデュースを手がけたデビュー・アルバム「Visions」をリリース。ジャズのみならず、ブラジル、西アフリカ、インドの伝統的音楽を取り入れた音楽性はジャズ誌「ダウンビート」でも絶賛され、国内外で高い評価を獲得。2018年には、ムタンとのデュオ・アルバム「Interplay」を発表しました。

　ベース奏者のムタンは、10代でアコースティック・ベースと出会い、この楽器の魅力にとりつかれました。大学では数学と物理学を学び、その後プロ・ミュージシャンとして活動を開始。多くのジャズ・フェスティヴァルに出演し、欧州で最も活躍している若手ベーシストのひとりとして挙げられています。1997年に活動拠点をニューヨークに移した後も、精力的に活動を行なっています。