国際的な活躍を続けるピアニストの
福間洸太朗が、ニュー・アルバム『France Romance』をナクソス・ジャパンよりCD(NYCC-27308 2,500円 + 税)、音楽配信で4月17日(水)にリリース。
多彩かつコンセプチュアルな構成で聴衆を魅了し、近年はフィギュアスケートやダンスなどクラシック以外のアーティストとも共演する福間が今回取り組んだのは、福間が若き日を過ごしたパリに思いを馳せるフランスの近現代音楽。初めて受けた国際コンクールで高く評価され、ピアニストを目指すきっかけとなった
プーランクの「ノヴェレッテ第1番」、パリでの留学生活の喜怒哀楽と共にあった「シャルル・トレネのシャンソン」(
アレクシス・ワイセンベルクによるジャズ風編曲)、世界選手権を2度制した名フィギュアスケーター、ステファン・ランビエールとの出会いから生まれた福間版「ラ・ヴァルス」など、自身のピアニスト人生の出来事にリンクした“フランスのロマンス”という内容です。
レコーディングは、福間が“プログラムにふさわしい音色を”と選んだベヒシュタイン(C. Bechstein D-280)を持ち込み、響きとSNに優れた柏崎アルフォーレ(新潟県)で行ないました。なお本作は、ナクソス・ジャパンがナクソス・グループのネットワークを最大限に活かし、英国、北欧を含むヨーロッパ全域で同時発売、さらに福間の公演先となるその他の国々での販売も計画する初の試みとなります。CDに加え、ハイレゾ(DSD 11.2MHz / 1bit, PCM 352.8kHz / 24bit ほか)、ダウンロード配信、ストリーミング配信でも発売されます。
■2019年4月17日(水)発売
『France Romance』
CD NYCC-27308 2,500円 + 税
[収録曲]
ドビュッシー: 夢
ドビュッシー: レントより遅く
フォーレ: 8つの小品集op.84より第5番即興曲、第8番ノクターン
フォーレ: 3つの無言歌op.17
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル: ラ・ヴァルス(福間洸太朗編)
サティ: ジムノペディ第1番、ジュ・トゥ・ヴ(福間洸太朗編)
プーランク: 即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」、3つのノヴェレッテ
ワイセンベルク: シャルル・トレネによる6つの歌の編曲
ルノワール: 聞かせてよ、愛の言葉を(福間洸太朗編)
〜全22トラック
[演奏]
福間洸太朗(p)
[録音]
2018年11月28〜30日 新潟県柏崎市文化会館アルフォーレ