昨年の
マンハッタン・ジャズ・オーケストラ来日公演にメンバーとして名を連ねた、米ヴァージニア出身のトロンボーン奏者
レジナルド・チャップマン(Reginald Chapman)が、ソロ・デビュー・アルバム『
プロトタイプ』(BSMF-5061 2,400円 + 税)を2月20日(水)にリリース。
チャップマンは、ヴァージニア州ウィリアムズバーグ出身。リッチモンドを拠点に活動するブラス・ファンク・バンド“No BS! Brass Band”の創設メンバーとして、2007年にデビュー作『Where is Stefan?』を発表。2011年にリリースしたa-haの「テイク・オン・ミー」をカヴァーしたシングルは日本でも話題になり、その後もコンスタントにアルバム・リリースを続け、現在も活動を続けています。ソロ・プレイヤーとしても、
ボン・イヴェールから
スフィアン・スティーヴンス、
テンプテーションズ、リッチモンド交響楽団まで幅広く共演。
マウンテン・ゴーツ、
ナタリー・プラスらの作品に参加するなど活動の幅を広げる傍ら、ジャズ・トロンボーンの博士号を取得して地元のコモンウェルス大学で助教授として教鞭を執り、音楽教育にも尽力しています。
本国では2018年にリリースされた『プロトタイプ』では、コーリー・フォンヴィルや
DJハリソンら、
ブッチャー・ブラウンのメンバーによる強力サポートを受け、ファンキーなソウル・ジャズを展開。元ボン・イヴェールのレジー・ペース、“ヴァージニアのソウル・ディーヴァ”こと
サム・リードも参加しています。