現代ジャズ・ピアノの巨匠
ミシェル・カミロ(Michel Camilo)の通算25枚目となるアルバム『エッセンス』(SICX-30070 3,000円 + 税)が、世界に先駆けて4月24日(水)に日本先行でリリースされます。
本作は総勢18名からなるビッグ・バンド・アルバム。腕利きプレイヤーが集結した最強ホーン・セクションとともに、2018年7月に米ニューヨークで録音されました。アルバムのオープニングを飾る「アンド・サミー・ウォークト・イン」が、2月22日(金)より主要配信サイトにて公開されています。
カミロにとって、ビッグ・バンドでのスタジオ録音は1994年発表のアルバム『
ワン・モア・ワンス』以来。人気曲「オン・ファイア」「マノ・ア・マノ」などのオリジナル・ナンバーをビッグ・バンド用に編曲したのは、『ワン・モア・ワンス』にもクレジットされている実力派トランペット奏者の
マイケル・モスマンです。なおモスマンは、2013年11月に東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOで行われたカミロ・ビッグ・バンド公演にも帯同しています。
カミロは本作について、「ニュー・アルバムで、みなさんにお届けする爽快なグループのタイトな一体感は、常に私の音楽スタイルの特徴であると同時に重要な要素であり続けてきたものです。制作するのもとても楽しかった、この特別な作品を、みなさんに聴いてもらえるのが楽しみでたまりません」とコメント。また日本盤のみ、キューバ出身のパーカッショニスト、
エリエル・ラソとのデュオによる「モンゴズ・ブルース・チャント」がボーナストラックとして収録されています。アルバム・ジャケットは、タイトルの『エッセンス』が意味する4元素“風・水・火・土”を表現したもので、カミロと同郷のドミニカ共和国出身のカメラマン、エルミニオ・アルベルティの写真が使用されています。
なおカミロは、リッキー・ロドリゲス(b)とエリエル・ラソとのユニット“トリオ・ラティーノ”を率いて、4月26日(金)から29日(月・祝)までの4日間、東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにて来日公演を開催。公演の詳細はBLUE NOTE TOKYOの
オフィシャル・サイトでご確認ください。
Photo by Frankie Celenza