ブロードウェイミュージカル〈ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ〉の日本公演が7年ぶりに開催されることが決定。8月31日(土)東京・EX THEATER ROPPONGIを皮切りに、福岡、名古屋、大阪の全国4会場にて上演されます。
1997年にオフ・ブロードウェイで初上演されロングランを記録した〈ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ〉は、その後世界各地で上演。2001年には映画化され、〈サンダンス映画祭〉で観客賞、監督賞など数々の賞を受賞。舞台・映画ともに世界中に一大ブームを巻き起こしました。2014年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出。2015年公演では、
ジョン・キャメロン・ミッチェルによる“オリジナル”ヘドウィグの登場で〈トニー賞〉名誉賞を受賞しました。
映画監督・
大根 仁演出のもと、
森山未來が主演を務めた2012年以来、7年ぶりとなる今回の日本公演では、ミュージカル『王家の紋章』『メタルマクベス』など多くの大作舞台に出演した
浦井健治が“新ヘドウィグ”を演じ、年齢・国籍・性別非公表の4人組バンド、
女王蜂のヴォーカル・
アヴちゃんがヘドウィグの恋人イツァークを演じます。
本ミュージカルについて浦井健治は「今回、ヘドウィグに挑戦し、僕自身の可能性の幅を広げる突破口になっていければいいなと思います。新たなる挑戦と、そこで起きる化学反応を、ご覧になる皆様にも自由に楽しんでいただきたいです」とコメント。アヴちゃんは「浦井さんとともに、今の時代を生きているわたしたちが演じることで、どんな風に感じてもらえるのか――人間の能力が試させている感じがして、ワクワクしています」と語っています。
僕の役者人生の中でも、これまでも、これからも、異色となるであろう作品です。
ヘドウィグは自分の傷や怒りを武器に強く生きている。
人はみな孤独だけど一人では生きていけないことも知っている。
だからこそ、人生を素敵なものにするバイブルをヘドウィグから与えてもらえるのではと感じています。
今回、ヘドウィグに挑戦し、僕自身の可能性の幅を広げる突破口になっていければいいなと思います。
新たなる挑戦と、そこで起きる化学反応を、ご覧になる皆様にも自由に楽しんでいただきたいです。――浦井健治ヘドウィグのお話は、現代においてはめずらしいことではなくなってきています。
浦井さんとともに、今の時代を生きているわたしたちが演じることで、
どんな風に感じてもらえるのか――人間の能力が試させている感じがして、ワクワクしています。
いろいろな人たち、ティーンや20代の子たちも巻き込みたい。ぜひ観に、踊りにいらしてください。――アヴちゃん