ラトヴィア出身の俊英指揮者
アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)と、ネルソンスが音楽監督を務める
ボストン交響楽団が、
ショスタコーヴィチの交響曲全曲録音シリーズの第4弾『
ショスタコーヴィチ: 交響曲第6番・第7番、他』(UCCG-1828〜9 3,500円 + 税)を2月27日(水)にリリース。
同シリーズは、第1弾の『
ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番、他』(UCCG-1709)が〈第58回グラミー賞〉の“クラシック部門 ベスト・オーケストラル・パフォーマンス部門”を、第2弾『
ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番、第8番&第9番、他』(UCCG-1741〜2)が〈第59回グラミー賞〉の同部門を受賞し、さらに第3弾『
ショスタコーヴィチ: 交響曲第4番&第11番「1905年」』(UCCG-1802〜3)が〈第61回グラミー賞〉の同賞ならびに“最優秀録音アルバム(クラシック)”を同時受賞するなど、きわめて高く評価されています。現時点でショスタコーヴィチ交響曲全曲録音シリーズは、第1作から第3作までが〈グラミー賞〉の“クラシック部門 ベスト・オーケストラル・パフォーマンス部門”を受賞していることになります。
1978年、当時まだソ連領だったラトヴィア・リガに生まれたネルソンスは、ソビエトの音楽的伝統のもとで教育された最後の指揮者の一人。サンクトペテルブルクで長く学び、ロシアの巨匠たちの伝統を受け継ぐと同時に、ドイツ作品では西欧の巨匠たちの伝統も受け継いでいます。ボストン響の音楽監督に加え、ドイツの名門
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第21代カペルマイスター(首席指揮者)も務めており、ゲヴァントハウス管と
ブルックナーの交響曲全曲録音シリーズを進行中。さらに2020年の
ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤーに向けて、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェン交響曲全曲録音を発表の予定です。
■2019年2月27日(水)発売
『ショスタコーヴィチ: 交響曲第6番・第7番、他』CD UCCG-1828〜9 3,500円 + 税
[Disc1]
ショスタコーヴィチ:
01. 交響曲第6番ロ短調op.54
02. 劇付随音楽「リア王」からの組曲op.58a
03. 「祝典序曲」op.96
[Disc2]
ショスタコーヴィチ:
01. 交響曲第7番ハ長調op.60「レニングラード」[演奏]
アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団
[録音]
2017年 ボストン シンフォニーホール