小坂 忠、
松本 隆らとのバンド、
エイプリル・フールでデビューしてから今年で50周年を迎えた
細野晴臣がアルファレコードから発表した『はらいそ』(
SACDハイブリッド MHCL-10114 3,000円 + 税 / Vinyl MHJL-70 3,700円 + 税)と『フィルハーモニー』(
SACDハイブリッド MHCL-10115 3,000円 + 税 / Vinyl MHJL-71 3,700円 + 税)が、SACDハイブリッドとアナログで5月15日(水)に再発されます。どちらのアルバムも
砂原良徳が新たにリマスタリングを手がけ、アナログはハリウッドのバーニー・グランドマン・マスタリングにてカッティングしています。
ハリー細野とイエロー・マジック・バンドの名義で1978年に発売された『はらいそ』は、『トロピカル・ダンディー』と『泰安洋行』に続くトロピカル3部作の完結編にして、約半年後にデビュー・アルバムを発表する
イエロー・マジック・オーケストラへの布石となった一作。
坂本龍一、
高橋幸宏の2人をはじめ、
鈴木 茂、
大貫妙子、
ティーブ釜萢と
かまやつひろしの親子など多彩なゲストが参加しています。
1982年発表の『フィルハーモニー』は高橋幸宏と共同で設立したYENレーベルから発売されたはじめての作品で、坂本龍一、高橋幸宏、
立花ハジメ、
加藤和彦らが参加。YMO散開直前の細野のその後を予感させる作品です。
この2作品に続いて、エピック・ソニー時代の『omni Sight Seeing』『MEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge』も最新デジタルリマスタリングのSACDとアナログ盤で再発される予定です。