YMOの結成40周年を記念したさまざまなリリースやイベントが続くなか、80年代にYMOのレコーディング・スタッフとして制作の現場で働いていた藤井丈司による著作「YMOのONGAKU」(アルテスパブリッシング 2,500円 + 税)が3月25日(月)に刊行されます。一般発売に先駆け、3月14日(木)に東京・新宿文化センターで開催されるコンサート〈Yellow Magic Children−40年後のYMOの遺伝子−〉の会場で先行発売の予定。
本書は、藤井が豪華対談ゲストとともにYMOのレコーディングの秘密を解き明かす内容。ゲストに招かれたのは、YMOの“4人目のメンバー”と言われる
松武秀樹(シンセサイザー・プログラマー / 作編曲 / 音楽プロデューサー)、YMOのレコーディングに関わり、藤井とは86年に株式会社トップを設立した仲でもある飯尾芳史(レコーディング・エンジニア / プロデューサー)、ミュージシャンの
砂原良徳、1993年に発表されたアルバム『
テクノドン』でマスタリング・エンジニアを務めた木本ヤスオ(サウンド・プロデューサー / アレンジャー / シンセサイザー・プログラマー)の4人です。
著者の藤井は1957年生まれ。東京都杉並区で育ち、アルバム『
増殖』から散開までYMOのアシスタントを務めたのち、シンセサイザー・プログラマーとしてデビュー。
サザンオールスターズのアルバム『
KAMAKURA』、
桑田佳祐『KEISUKE KUWATA』、
布袋寅泰『GUITARHYTHM』の共同プロデューサーを務め、90年代以降も
玉置浩二、
JUDY AND MARY、
井上陽水、
仲井戸麗市ら多くのミュージシャンの作品に携わっています。
■2019年3月25日(月)発売
藤井丈司
「YMOのONGAKU」
アルテスパブリッシング 2,500円 + 税