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坂本欣弘監督、南 沙良主演映画「もみの家」2020年春に劇場公開

南沙良   2019/03/26 14:02掲載
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坂本欣弘監督、南 沙良主演映画「もみの家」2020年春に劇場公開
 『真白の恋』などの作品で知られる坂本欣弘が監督を務める映画「もみの家」が、2020年春より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されることが決定。

 本作は、心に悩みを抱え不登校になってしまう主人公・本田彩花が、若者の自立支援施設“もみの家”での出会いや経験を通し、めぐる季節と共に成長していく等身大の姿を描くドラマ。初主演作『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で〈第61回ブルーリボン賞〉新人賞や〈第43回報知映画賞〉新人賞などを受賞し、5月17日(金)には出演作「居眠り磐音」の公開も控えている南 沙良が主演を務めるほか、“もみの家”の経営者・佐藤泰利役を緒形直人、その妻・恵役を田中美里がそれぞれ演じています。

 本作の撮影は、監督の坂本の出身地である富山県にて敢行。春夏秋冬それぞれの季節と人間模様を実際に1年間掛けて丁寧に撮影しました。なお全国公開に先駆け、富山県では、婦中町 TOHO シネマズファボーレ富山、TOHO シネマズ高岡、総曲輪 JMAX シアターとやまにて先行公開されます。

 南 沙良は本作について、「一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています」とコメントしています。

初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。
私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています。

――南 沙良

美しく広がる富山の散居村を舞台に、四季を感じながら映画「もみの家」を撮っています。
主人公彩花と「もみの家」のメンバーのみんなの一年という時間がこの映画の中にしっかりとした息遣いとして映し出されています。
そして彩花の繊細な感情を南さんが見事に演じてくれ、とても優しい温かい映画になると思います。
撮影はまだ残っていますが、完成まで期待してお待ちください。

――監督: 坂本欣弘

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©「もみの家」製作委員会

「もみの家」
2020年春より東京・新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
※富山県で先行ロードショー(婦中町 TOHO シネマズファボーレ富山、TOHO シネマズ高岡、総曲輪 JMAX シアターとやま)
www.mominoie.jp

[あらすじ]
心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”に、16 歳の本田彩花がやってきた。不登校になって半年、心配する母親に促され俯きながらやってきた彩花に、“もみの家”の主・佐藤泰利は笑顔で声をかけた「よろしくな、彩花」。周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごす中で感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、息苦しい時間を過ごしていた彩花は少しずつ自らの気持ちと向き合あっていく――。


主演: 南 沙良
出演: 緒形直人 / 田中美里
監督: 坂本欣弘
脚本: 北川亜矢子
製作: 映画「もみの家」製作委員会
制作プロダクション: コトリ
配給: ビターズ・エンド
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