ギタリストの
ピーター・グリーンと
ミック・フリートウッドが1967年に結成した
フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)の、活動初期に録音した未発表のライヴとデモ全41曲を収録する3枚組CD『ビフォー・ザ・ビギニング 1968-1970 〜ライヴ&デモ・セッションズ〜』(SICP-6118〜20 4,200円 + 税)が6月12日(水)に発売されます。ピーター・グリーンが当時を振り返った貴重なコメントが満載の44頁におよぶ英文ブックレットと日本語対訳付き。収録曲から70年のライヴ音源「アルバトロス」が公開中です。
エリック・クラプトンの後任ギタリストとして66年に
ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズに加入し、ブリティッシュ・ブルース・シーンの天才ギタリストと謳われたピーターが、新たに結成したフリートウッド・マックは68年2月にデビュー・アルバム『
ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック』をリリース。ブルースへの熱い想いを自らの音楽に昇華した音楽は
ビートルズや
サンタナを刺激し、のちの音楽シーンにも多大な影響を与えました。その後、70年4月にピーターはバンドを脱退し、よりポップな音楽に方向転換したバンドは世界的な大成功を収めます。
『ビフォー・ザ・ビギニング 1968-1970 〜ライヴ&デモ・セッションズ〜』はピーターが在籍していたブリティッシュ・ブルース・バンドとしてのフリートウッド・マックを収めたもの。アメリカで発見されたテープは、保存状態はよかったものの収録日時や場所などの記載がなく詳細は不明です。