テノール歌手の
中井亮一が、初の本格的なソロ・アルバム『
日本の心を歌う』(MECO-1054 3,000円 + 税)を4月10日(水)にリリース。
中井は、名古屋芸術大学を首席で卒業し、同大学大学院を経て、2005年から2008年にイタリアへ留学。スカラ座やフェニーチェ歌劇場、〈Rossini Opera Festival〉などに出演し、スカラ座音楽院オペラ研修所を修了しました。帰国後は、東京から沖縄まで全国各地で20作品以上のオペラに出演し、2012年に新国立劇場での『夢遊病の女』で
藤原歌劇団に正団員として推薦入団。同団の主役級テノールとして、さまざまな作品への出演を重ねています。
本作は、秀平雄二(ピアノ)との共演で日本の歌を収めた内容。収録曲のすべてを日本の歌に限定したことについて、中井は「大きな理由とし ては2つで、1つはもしオペラ・アリアやカンツォーネをレコーディングする時は、せっかくならばオーケストラとの共演で聴いてほしいから。もう1つは自分をこれまで応援してくれた方々、あるいはこれから知ってもらえる方々に、まず最初はお互いの“共通の言葉”で歌をお届けしたいと思ったからです」とコメントしています。