東京・小石川のトッパンホールが第47回(2015年度)〈サントリー音楽賞〉を受賞したことを記念し、
シュニトケと
ショスタコーヴィチによる作品を主軸とするコンサートの第3弾〈シュニトケ&ショスタコーヴィチ プロジェクト III〉が4月26日(金)と4月27日(土)に同ホールで開催されます。
旧ソ連の社会体制下で芸術活動を行なったシュニトケとショスタコーヴィチにフォーカスし、現代の視点から作曲家の本質に迫る〈シュニトケ&ショスタコーヴィチ プロジェクト〉。室内楽による第1弾、チェンバー・オーケストラによる第2弾は、その鋭い洞察とスケール感から、新聞評などで絶賛されました。
その第3弾となる本公演では、前回同様に今回のためのオリジナル・オーケストラが編成され、同じく
井上道義が指揮を務めます。またソリストとして、本プロジェクトに毎回出演している俊英ヴァイオリニストの
山根一仁、当代きってのヴィオラ奏者のひとりである
ニルス・メンケマイヤー(Nils Mönkemeyer)、古楽器と現代楽器の双方を弾きこなすチェリストの
ピーター・ウィスペルウェイ(Pieter Wispelwey)を迎えます。