イギリス生まれの音楽家ウィル・ホランドのソロ・プロジェクト、クァンティック（QUANTIC）が、5年ぶりのアルバム『Atlantic Oscillations』（BRC-599 2,400円 + 税）を6月21日（金）にリリース。「これまでの作品よりも手が込んでいて、細部にかなりの時間を費やした」とホランドが語るこのアルバムには、クァンティックの作品ではおなじみのニディア・ゴンゴーラ、アリス・ラッセル、プリンスやジャネール・モネイとのコラボレーションで知られるスライフィフスアヴェニュー、デニティアが参加しているほか、ひさびさにホランドがみずから歌う楽曲も収録されています。アルバム収録曲「Motivic Retrograde」が公開中。

　本作の制作についてホランドは、「音楽というのは、聴き手にとってのセラピーではあるけど、当のアーティストにとってもまさにそうだと思う。曲を書くことで、頭の片隅にある場所に踏み込んでいける。曲を書くことがなければ、入っていくことはなかったかもしれないところに。それはまさに瞑想と同じ作用なんだ」とコメントを寄せています。