“クラシック音楽と人々を”、“クラシックと現代(いま)を”、“バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンと我々現代人を”、“connect=つなげる”という意味を込めたアルバム『
connect』(UCCY-1092 3,000円 + 税)を昨年12月に発表したピアニスト / 作・編曲家 / 俳優の
清塚信也が、全国13公演に及んだ〈清塚信也コンサートツアー 2019 connect〉のファイナル公演を4月21日(日)に神奈川・横浜 関内ホールで開催。
ツアー最終日となった当日は、約1,000名の観客が来場。清塚は、リストの「愛の夢」を本日の1曲として披露したのち、軽妙なトークを交えつつ、アルバム『connect』収録曲の
J.S.バッハ「イギリス組曲第3番ト短調」よりプレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ジーグや、
モーツァルトのピアノ・ソナタ第14番ハ短調、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」といったクラシック名曲を演奏しました。
後半は「Four Seasons Medley〜Fantasy on Ice 2018 Ver.〜」を皮切りに、「春よ、来い」、
久石 譲の「SUMMER」、ジャズのスタンダード曲「枯葉」、「戦場のメリークリスマス」など、春夏秋冬それぞれをイメージして選曲した楽曲で四季を表現。東京・上野 東京都美術館で開催された展覧会〈ムンク展―共鳴する魂の叫び〉の公式テーマ曲である清塚のオリジナル作品「Etude No.1“Dessin”」、“フジテレビヤングシナリオ大賞”の第30回大賞受賞作品「ココア」のメインテーマ曲「cocoa」、舞台〈シラノ・ド・ベルジュラック〉愛のテーマを披露し、続けて制作エピソードを交えながらTBS系金曜ドラマ『
コウノドリ』(2015)メインテーマ「Baby, God Bless You」、『
コウノドリ』(2017)より「candle」、メインテーマ「For Tomorrow」を演奏、そして激しくなってくると立ち上がって弾くというドラマの主人公と同じ演奏スタイルで『コウノドリ』メドレーを熱演しました。
ツアーを盛況のうちに終えた清塚は、邦人男性クラシック・ピアニストとしては史上初となる日本武道館での単独公演〈清塚信也KENBANまつり〉を8月16日(金)に開催します。
[オフィシャル・レポート] 昨年12月にクラシック・ピアノを“現代(いま)の”解釈で再現したアルバム『connect』を発売し話題となっていたクラシック・ピアノ界の貴公子、清塚信也の全国13公演にも及んだ「清塚信也コンサートツアー 2019 connect」のファイナル公演が4月21日(日)に横浜の関内ホールで開催された。
ツアー最終日の公演だけあって会場は熱狂的なファンを含む約1,000名の観客によって埋め尽くされ、13時に開演。ステージに置かれたグランドピアノに徐々に照らされるスポットライトの中、にこやかに登場した清塚信也は、リストの「愛の夢」を本日の1曲として披露。その後、遅れてきたお客さんが会場に入るタイミングを作るため、クラシック公演の1曲目はあえて短い楽曲が選曲されている事を明かし、会場を和ませた。続いてアルバム『connect』にも収録されているJ.S.バッハの「イギリス組曲 第3番 ト短調」よりプレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ジーグを披露、観客の拍手と共に会場は心地よい熱気に包まれた。その後、モーツァルト「ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調」、ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ 第14番〈月光〉」それぞれの作曲家の核心に迫ったクラシック名曲を演奏。合間のMCでは、スパルタ音楽教育だった母親との幼少期のエピソード、そしてクラシック音楽の歴史やクラシック初心者でも気軽に楽しめるようなコンサートの心得をレクチャーするなど、演奏中以外は笑いの絶えない時間となった。
休憩をはさみ、後半は「Four Seasons Medley〜Fantasy on Ice 2018 Ver.〜」でスタート。春夏秋冬それぞれをイメージし選曲した「春よ、来い」、久石譲の「SUMMER」、ジャズのスタンダード曲「枯葉」、「戦場のメリークリスマス」など、めくるめく四季の移ろい、色彩をピアノで表現した。その後、清塚信也のオリジナル楽曲であるムンク展の公式テーマ曲「Etude No.1“Dessin”」、フジテレビ第30回ヤングシナリオ大賞「ココア」メインテーマ曲「cocoa」、舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」愛のテーマを演奏。続いて、制作エピソードを交えTBS系金曜ドラマ「コウノドリ」(2015)メインテーマ「Baby, God Bless You」、同じく「コウノドリ」(2017)より「candle」、メインテーマ「For Tomorrow」を披露。その透き通る美しい音色に会場内からは溜息がこぼれた。
「今後も素敵な音楽が皆様に届けられるよう頑張ります」とコメントし、激しくなってくると立ち上がって弾くというドラマの主人公と同じ演奏スタイルで「コウノドリ」メドレーを熱演。そして、最後のアンコールのメドレーでは動画や写真撮影が自由となり、清塚信也の圧巻のパフォーマンスに、客席からは惜しみない拍手が送られ、ステージを締めくくった。
清塚信也は、数々のコンクールで優勝するなどクラシック・ピアニストとしての腕前のみならず、映画やドラマなど様々な映像作品のサウンドトラックや音楽監督を担当。さらに2013年からは音楽家としてだけではなく、俳優としても活躍するオール・ジャンル・アーティスト。先日、邦人男性クラシック・ピアニストとしては史上初の日本武道館での単独公演が8月16日(金)に行われることが発表され、大きな話題となっている。©Ryota Mori
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清塚信也 KENBANまつりtristone.co.jp/kiyozuka/budoukan_tour/8月16日(金)
東京 九段下 日本武道館
開演 18:00
アリーナ席: 8,500円(税込) / スタンド席: 7,500円(税込)
※3歳以下の入場はできません。4歳からチケットが必要です※お問い合わせ: キョードー東京 0570-550-799
■2018年12月12日(水)発売
清塚信也
『connect』CD UCCY-1092 3,000円 + 税
[収録曲]
01. J.S.バッハ: イギリス組曲第3番ト短調BWV808
02. モーツァルト: ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
03. ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2「月光」
04. Etude No.1“Dessin”(「ムンク展」公式テーマ曲)
作曲: 清塚信也
14. 『シラノ・ド・ベルジュラック』〜愛のテーマ
作曲: 清塚信也
15. 春よ、来い(Fantasy on Ice 2018使用曲)
作詞・作曲: 松任谷由実
[演奏]
清塚信也(p)
[録音]
2018年8月19日 東京・銀座 音響ハウス、10月4、5日 東京 渋谷 Red Bull Music Studios Tokyo