日本人の父とハンガリー人の母との間に生まれ、6歳で単身ハンガリーに渡り研鑽を積んできたピアニストの
金子三勇士が、ユニバーサル ミュージックより2枚目のアルバム『
リスト・リサイタル』(UCCY-1097 3,000円 + 税)を5月1日(水・祝)にリリース。
日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念する本作は、ハンガリーを代表する作曲家リストの作品集。高難度で知られる
リストの作品を、ハンガリーで学んだからこその説得力ある演奏で表現しています。アルバム冒頭に置かれたピアノ・ソナタは、2010年以来となる再録音で、現在の金子のアプローチが刻まれています。
金子は10月4日(金)公開の映画「蜜蜂と遠雷」で、
森崎ウィン演じるマサル・カルロス・レヴィ・アナトール役のピアノ演奏を担当。映画への参加について金子は、「国際コンクールの本選には、まず選ばない難曲をあえてぶつけてきたマサル。彼に同化して弾いた
プロコフィエフの協奏曲がどのような映像作品に昇華したのか、いちばん楽しみにしている一人です」とコメントしています。