ザ・フーの代表作にしてロック・オペラの金字塔『
トミー』が1969年の発売から50周年を迎えたのを記念して、ザ・フーのヴォーカリスト、
ロジャー・ダルトリーがオーケストラとともに『トミー』をパフォーマンスした2018年のツアーの模様を収録するライヴ・アルバム『
ザ・フー「トミー」オーケストラル』(UICP-1194 2,600円 + 税)を6月14日(金)に発表します。アルバムから「ピンボールの魔術師」が公開中。
ヴォーカルを務めるダルトリーのほか、ザ・フーのギタリスト、
ピート・タウンゼントの実弟
サイモン・タウンゼント(g)、
フランク・シムズ(g,vo)、ジョン・バトン(b)、スコット・ディヴァーズ(ds)、ローレン・ゴールド(key)からなるバンドと、45人のオーケストラがアルバム『トミー』を再現。オーケストレーションは、
ボブ・ディラン、
メタリカ、
ベック、
アデルらとの仕事で知られる
デヴィッド・キャンベルが手がけています。
『トミー』は、ザ・フーの代表曲のひとつと言われる「ピンボールの魔術師」などを収録した4枚目のスタジオ・アルバム。ロックンロールとオペラを大胆に融合させたコンセプト・アルバムとして、その後の音楽シーンに多大な影響を与えました。また1975年にダルトリーが主演し
エルトン・ジョン、
エリック・クラプトン、
ジャック・ニコルソンらが出演した
ケン・ラッセル監督の映画『
トミー』が公開されたほか、ミュージカル、バレエなど様々な形で演奏、上演されています。