シリーズ累計335万部を誇る、
茅田砂胡原作の人気ファンタジー小説「デルフィニア戦記」の音楽集CD第2弾『
デルフィニア戦記 音楽集II 〜舞台「デルフィニア戦記 動乱の序章」より〜』(YCCS-10077 3,000円 + 税)が6月12日(水)にリリースされます。同作は、昨年12月に大好評を博した舞台〈デルフィニア戦記〜動乱の序章〜〉の劇伴音楽に追加レコーディング等を行い、舞台の躍動と感動を全27曲に詰め込んだ圧巻のボリュームとなっています。
茅田砂胡のデビュー・シリーズであり代表作のひとつである「デルフィニア戦記」は、玉座を追われた漂泊の戦士ウォルと、異世界からの迷子リィの出逢いと冒険を描く物語。ノベルズ版から文庫、CD、舞台化など、その世界はメディアを越え広く展開されています。現在は刊行から25年を記念して、中央公論新社の
オフィシャル・サイトにてフェアを開催中です。
本作の音楽を担当したのは、作曲家・中村康隆を中心に電子楽器と管弦楽器にソプラノヴォーカルを取り入れ、近年はアニメやゲーム作品、舞台音楽などにも楽曲を提供する“劇伴を担当するアーティスト”として活動の幅を広げている
夜長オーケストラ。編成はツインドラムとパーカッション、マニピュレーター、5弦ベース、ピアノ、7弦ギターによるリズム隊と、サックスを含む2管オーケストラ、そしてソプラノ歌手を含めた総勢28名です。本作には「デルフィニア戦記」の魅力的なキャラクターたちのテーマはもちろん、スケール感溢れる戦闘やスリリングな一騎打ち、コミカルでファンタジックな場面など様々なシーンを彩るトラックが収録されています。
作曲を担当した中村は、「沢山の魅力あふれるキャラクターたちですが、舞台ではそれがさらに凝縮されて次々と進んでいく印象がありまして、いかに音楽面で色分けをはっきりと出していくかが一番苦心しました」とコメントを寄せています。
また、6月19日(水)から23日(日)までの5日間に亘り、第3弾となる舞台〈デルフィニア戦記〜獅子王と妃将軍〉が東京ドームシティ シアターGロッソにて上演されます。詳細は
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