4年に一度ロシアで行われ、クラシック音楽界で3大コンクールのひとつと言われる〈チャイコフスキー国際コンクール〉の第16回大会が、6月17日(月)から29日(土)までモスクワとサンクトペテルブルクで開催されます。日本からは
服部百音(vn)、
藤田真央(p)、佐藤晴真(vc)など総勢9名が出場するこの大会を、クラシックTV.mediciが全編無料配信することが決定しています。
ロシアの作曲家、
ピョートル・チャイコフスキーにちなんで名付けられた〈チャイコフスキー国際コンクール〉は、
ヴァン・クライバーンが優勝した1958年の第1回大会以来、4年に一度開催されています。当初はピアノとヴァイオリンのみが審査対象だったものの、第2回にチェロ、第3回に声楽部門が加わり、今年から木管と金管の2部門が新設されました。今回のコンクールに参加するのは総勢約100名。モスクワのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院とチャイコフスキー記念コンサートホール、サンクトペテルブルクのマイリンスキー・コンサートホール、ムソルグスキー・ホール、
ヴァレリー・ゲルギエフが所有するレピノ・ホール、サンクトペテルブルク・フィルハーモニーの大・小ホール、アカデミック・チャペルで開催され、受賞セレモニーと受賞者によるガラ・コンサートはモスクワのザリャジエ・コンサートホールで行なわれます。
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オフィシャル・サイトにて〈第16回チャイコフスキー国際コンクール〉の模様を全編無料で配信します。