八代亜紀が、今年11月30日(土)から12月15日(日)に自身の故郷・熊本で開催される〈2019女子ハンドボール世界選手権大会〉のテーマ・ソング「Hand in Hand〜つなぐ想い〜」を歌うことが決定。楽曲制作は音楽プロデューサーの
小林武史、作詞家の
いしわたり淳治が手がけています。
八代は近年、ジャズ・アルバムや
ANZEN漫才の
みやぞんとのデュエット・ソング「だいじょうぶ」をリリースするなど、圧倒的な歌唱力でジャンルを超えて精力的に活動。「だいじょうぶ」は熊本復興支援のための応援ソングで、楽曲制作が
THE ALFEEの
高見沢俊彦、作詞が伊藤 薫というタッグも話題を呼びました。
「Hand in Hand〜つなぐ想い〜」は、“熊本地震からの復興を国内外へ発信し、国境を越えて世界の人々と繋がる”というコンセプトに共感した、本大会の特別サポーターでもある八代、小林、いしわたりがチームを組んだ応援ソングとなっています。
八代はこの曲について、「私の故郷、熊本で開催される世界大会を、この『Hand in Hand〜つなぐ想い〜』で盛り上げていきたいと思います」とコメント。また、小林は「ハンドボールから『Hand in Hand』と繋がり、手から手へと伝わっていく温もり、生きる実感、そういうことがこの大会のテーマソングという役割を通して、熊本の人や全国の人を明るく照らしていけたらと願っています」、いしわたりは「この歌が日々を頑張っているすべての人への応援歌として届いたらうれしいです」と、それぞれ想いを語っています。
なお、「Hand in Hand〜つなぐ想い〜」のリリースは現在未定ですが、大会
公式サイトで試聴できます。
特別サポーターを担っている、「2019女子ハンドボール世界選手権大会」のテーマソングを歌わせていただくことになり、大変嬉しく思っております。楽曲プロデュースを小林武史さん、作詞をいしわたり淳治さんにしていただき、この大会にふさわしい素敵な曲が出来上がりました。私の故郷、熊本で開催される世界大会を、この「Hand in Hand〜つなぐ想い〜」で盛り上げていきたいと思います。――八代亜紀2016年に熊本地震が起こり、その秋に南阿蘇(熊本県野外劇場アスペクタ)にて復興支援ライブをさせていただいてから2年半が経ちます。以来、熊本県の復興に思いを馳せながらも、なかなか具体的な行動に移せずにいたところ、今回このようなご縁をいただけて、有り難くお受けさせていただきました。
東日本大震災後、宮城県石巻市/牡鹿半島で僕が立ち上げた芸術祭に、昨年八代亜紀さんに大きなご協力をいただきました。
世界を見回しても利己的になりがちな傾向が見受けられますが、八代さんの利他的な活動に改めて尊敬の念を感じながら、今回の楽曲制作にあたらせていただきました。
ハンドボールから「Hand in Hand」と繋がり、手から手へと伝わっていく温もり、生きる実感、そういうことがこの大会のテーマソングという役割を通して、熊本の人や全国の人を明るく照らしていけたらと願っています。――小林武史ハンドボールという競技を通じて、手から手へ感動や熱い想いがつながっていくことをイメージして作詞をしました。この歌が日々を頑張っているすべての人への応援歌として届いたらうれしいです。――いしわたり淳治日本の音楽界を代表する方々の御協力により、素晴らしいテーマソングが完成したことを大変嬉しく思います。
大会に懸ける選手の想いと応援する方々の想いが1つにつながり、皆様の記憶に残る大会となることを願っています。――熊本県知事・蒲島郁夫