“Tomorrow's Modern Boxes”名義で〈FUJI ROCK FESTIVAL'19〉に出演することが決定しているトム・ヨーク（Thom Yorke）が、ニュー・アルバム『ANIMA』をリリース。6月27日（木）8:01にダウンロード / ストリーミングを配信開始、国内盤CD（CD XL987CDJP 2,500円 + 税）は世界に先がけて7月17日（水）に発売。また、アルバムの配信開始にあわせて、6月27日にはポール・トーマス・アンダーソン監督による短編映画「ANIMA」がNetflixで限定公開されます。本短編映画のトレーラーが公開中です。

　『ジ・イレイザー』（2006年）、『Tomorrow's Modern Boxes』（2014年）に続く、ヨークの3枚目のソロ・アルバム『ANIMA』は、全曲ヨークが作曲を手がけ、長年レディオヘッドやヨークの作品に携わってきたナイジェル・ゴドリッチがプロデュースを担当。今やステージでも良き相方となった2人と、映像作家タリク・バリとともにアトムス・フォー・ピースの『Amok』以降、展開・成長させてきたオーディオ・ヴィジュアル型のライヴ・ショウに端を発した制作プロセスを経て完成させた作品で、「このレコードの制作過程はライヴ・ショウから生まれた」とヨークは語っています。レコーディングには、レディオヘッドのドラマー、フィリップ・セルウェイや、アトムス・フォー・ピースのドラマー、ジョーイ・ワロンカーも参加しています。

　短編映画の「ANIMA」は、ワンリーラーと言われるフィルム1巻き分の12分に満たない作品で、アルバムから3曲が使用され、『マグノリア』や、レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドが音楽を担当した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などで知られるポール・トーマス・アンダーソンが監督しています。

Photo by Alex Lake