〈FUJI ROCK FESTIVAL '19〉への出演決定や、タワレコバイヤーが推す〈タワレコメン〉、YouTube〈Artists to Watch 2019 〜注目の新人〜〉に選出されるなど、注目を浴びる17歳のシンガー・
みゆなの新曲「ユラレル」が、9月20日(金)から全国公開される映画「見えない目撃者」の主題歌に起用されることが決定。
映画「見えない目撃者」は、交通事故によって視力と最愛の弟を失った主人公・浜中なつめが、スケボー少年の国崎春馬と共に女子高生連続殺人事件の真相に迫るサスペンス・スリラー。監督を務めたのは『
重力ピエロ』などの作品で知られる
森 淳一。
吉岡里帆が主人公・浜中なつめ、
高杉真宙が国崎春馬をそれぞれ演じています。
みゆなが完成前の映画を観て書き下ろしたという「ユラレル」は、主人公のなつめが抱く自身の不甲斐なさや事件に対する怒りが表現された新曲。初めて映画主題歌を担当するみゆなは「驚きと喜びが溢れています」とコメントしています。また主題歌について、主演を務める吉岡は「書き下ろしていただいた主題歌を初めて聞いた時、あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました」と語り、監督の森は「ダークな雰囲気を醸し出しながらも情感豊かで心地よいサウンドが、映画を観客の心にしっかりと着地させてくれると信じています」とコメントを寄せています。
映画「見えない目撃者」の主題歌を担当させていただけるということに、驚きと喜びが溢れています。楽曲制作をするにあたり映画を拝見させていただきましたが、「こんなに引き込まれる映画があるのか」と、初めての感覚でした。この映画に、人の愛を感じました。いろんな形の愛を見ることができ、私の中で忘れられない作品となりました。楽曲は、試行錯誤しながらも、実験的なサウンド、エフェクトを使用して出来上がっていますので、映画館で味わって頂けると嬉しいです。――みゆな書き下ろしていただいた主題歌を初めて聞いた時、あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました。
また、みゆなさんは17歳の女の子で、私が役を通じて探していた、事件に巻き込まれてしまう女子高生とリンクしているんです。その女子高生がずっと不安を抱えながら一人で叫んでいる、その叫びも楽曲から伝わってきました。
みゆなさんは、初めて映画主題歌を担当されると伺いました。わたしも本作の中で、目が見えないことであったり、盲導犬役のパルとの演技、そしてこれほどまでに本格的なアクションといった、自分にとって初めてのことに挑戦させていただいたこともあり、映画「見えない目撃者」で、みゆなさんと一緒に新たな扉を叩いている気がしてとても嬉しいです。――吉岡里帆主題歌は、映画の余韻に関わる重要なパートです。作品の内容にぴったり寄り添うのか、もしくはアーチスト独自の新たな解釈を加えるのか。「ユラレル」を初めて聞いた時、その真ん中を、真っ直ぐつらぬく曲だなと感じました。硬質で鋭く尖った槍で、後方から映画を串刺しにされる感じ。ダークな雰囲気を醸し出しながらも情感豊かで心地よいサウンドが、映画を観客の心にしっかりと着地させてくれると信じています。――森 淳一©2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ ©MoonWatcher and N.E.W.