ビートルズが解散した翌年、1971年にリリースされたアルバム『
イマジン』の制作中に、
ジョン・レノンと
オノ・ヨーコが歩んだ道のりを描く新作ドキュメンタリー映像『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』(DVD UIBY-15111 4,500円 + 税 / Blu-ray UIXY-15031 5,500円 + 税)が9月13日(金)に発売されます。
監督を務めたのは、〈エミー賞〉受賞経験者でもある
マイケル・エプスタイン。ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、
ジョージ・ハリスン、
フィル・スペクター、カメラマンの
デヴィッド・ベイリーの未公開映像のほか、新たに撮影されたオノ・ヨーコ、
ジュリアン・レノン、
クラウス・フォアマン、
ジム・ケルトナー、
アラン・ホワイト、
ジャック・ダグラス、ヨーコの隣人でのちに2人のアシスタントとなったダン・リクターらへのインタビューなどで構成され、幼少期に不平等、人種差別、搾取、戦争の恐怖に怯え、のちにそれらを愛と芸術で補っていった2人の生き様を露わに描いた作品となっています。
「大局的に捉えると、ジョンと私が出会ったのは、この歌を作るためだった」とオノが語る楽曲「イマジン」とアルバム『イマジン』はどのように完成したのか。貴重な映像と発言から知ることができます。
ロック / ポップ曲は人々にアピールするものだわ。それらの歌は人々に語りかけるの。そのようなものは他にはない。「イマジン」はその結果だと言える。私たち2人は、人々が理解できる方法で彼らに話しかけているとわかっていたのよ。「イマジン」という歌ができて、世界に向けて発信できたことは魔法のようなことだと思っているの。そして皆さんにもその魔法をぜひ感じてほしい。大局的に捉えると、ジョンと私が出会ったのは、この歌を作るためだった、と私は感じているの。――オノ・ヨーコPhoto by Iain Macmillan ©Yoko Ono Lennon