米カリフォルニアの3姉妹からなる
ハイム(HAIM)が約2年ぶりの新曲「Summer Girl」を7月31日に配信リリース。楽曲と同時に公開されたミュージック・ビデオは、映画『
ブギーナイツ』『
マグノリア』などで知られ、
トム・ヨークの最新ソロ・アルバム『
ANIMA』の発売にあわせてNETFLIXで公開された短編映画「ANIMA」も手がける
ポール・トーマス・アンダーソン監督によるものです。
これまでも「ライト・ナウ」「リトル・オブ・ユア・ラヴ」「ナイト・ソー・ロング」といったハイムのMVを手がけているアンダーソン監督とは、3姉妹の母親がアンダーソン監督の小学校時代の先生で、同じ通りに住んでいたという古い縁があるそうです。
ルー・リードにインスパイアされたという、リードの「ワイルド・サイドを歩け」を連想させる印象的なリフを持つ「Summer Girl」について、メンバーのダニエルは「私のパートナーががんになったのがわかった時にこの曲を作り始めたの。私はツアーに出ていて、ポジティヴなエネルギーをテレパシーのように送りたかった。ショウの合間に家に戻るときはいつでも彼の太陽になりたかった。彼が沈んでいる時は夏のように、彼が絶望している時は希望になりたかったの」とコメントしています。
Photo by Jasper Rischen