架空の国際ピアノ・コンクール“芳ヶ江国際ピアノコンクール”を舞台に若きコンテスタントの葛藤や成長を描き、史上初めて“直木賞”(第156回)と“本屋大賞”(2017年)のW受賞を果たした
恩田 陸の名作「蜜蜂と遠雷」が、豪華キャスト、スタッフ陣により映画化され10月4日(金)に全国公開。劇中オリジナル楽曲「春と修羅」が8月28日(水)より先行配信され、
松岡茉優演じる栄伝亜夜、
松坂桃李演じる高島明石、
森崎ウィン演じるマサル・カルロス・レヴィ・アナトール、鈴鹿央士演じる風間 塵が〈春と修羅〉を演奏するシーンを収めた特別映像も公開されています。
本作の公開に先駆け、日本最高峰の4名のピアニストが各キャラクターに寄り添った演奏を収めたインスパイアード・アルバム4タイトル『
映画《蜜蜂と遠雷》〜河村尚子 plays 栄伝亜夜』(Blu-spec CD 2 SICC-39031 3,000円 + 税)、『
映画《蜜蜂と遠雷》〜福間洸太朗 plays 高島明石』(UHQCD NYCC-27309 3,000円 + 税)、『
映画《蜜蜂と遠雷》〜金子三勇士 plays マサル・カルロス・レヴィ・アナトール』(SHM-CD UCCS-1252 3,000円 + 税)、『
映画《蜜蜂と遠雷》〜藤田真央 plays 風間塵』(UHQCD NYCC-27310 3,000円 + 税)が9月4日(水)に同時発売されます。
先行配信がスタートした楽曲「春と修羅」は、劇中でコンテスタントたちの課題曲として登場するオリジナル楽曲。各キャラクターのヴァージョンがそれぞれのインスパイアード・アルバムにも収められています。作曲を担当した
藤倉 大は「春と修羅」について「僕はまず、小説の中で〈春と修羅〉に関する描写のある部分を全部取り出してみようと思いました。僕はこの映画でいちばんのキーは恩田さんの小説だ、と思ったし、僕の書く〈春の修羅〉は映画音楽ではなく、この作品では映画の重要キャラクターの一人だと思う」とその重要性についてコメント。原作者の恩田 陸は〈春と修羅〉を実際に聴き、「作曲を手掛けた藤倉さんはすごくリサーチをして“小説の中からヒントをもらった”とおっしゃっていました。私の描いた通りに創ってくださっている」と絶賛しています。