1948年に現ラトヴィア共和国のリガに生まれ、イスラエルからアメリカに渡った“チェロの詩人”
ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky)が、最新アルバム『
祈り〜20世紀のメロディ』(SHM-CD UCCG-1856〜7 3,000円 + 税)を9月18日(水)にリリース。
本作で共演している長女、
リリーが生まれた直後に録音され、彼女に捧げられた『ララバイ』が大ヒットを記録し、その後は長男サーシャに『ロマンス』、妻エヴェリンと次男のマキシムに『ヴォカリーズ〜ロシアン・ロマンス』、三男マヌエルに『我が心のスペイン』、次女ミラ・エリーナに『アダージェット』と、最愛の家族に次々とアルバムを捧げてきたマイスキー。四男マテオに捧げた本作には、
ブリテンの傑作ソナタや、美しい旋律の小品などを収めています。
ボーナスCDには、世界初録音となるユスポフのチェロ協奏曲と、
ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第1番」第2楽章 前奏曲(モヂーニャ)を収録。〈ブラジル風バッハ〉はマイスキーによる多重録音で、8パートをマイスキーひとりで演奏しています。