2019年6月に発売された
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の最新作『
ウエスタン・スターズ』を、スプリングスティーンがみずから監督を務めて映画化したコンサート・ドキュメンタリー・フィルム「ウエスタン・スターズ」が先日開催された〈トロント国際映画祭〉で初上映されました。この映画のサウンドトラック『
ウエスタン・スターズ―ソングズ・フロム・ザ・フィルム』(CD SICP-6239 2,400円 + 税)が11月6日(水)に発売されます。
映画「ウエスタン・スターズ」は、米ニュージャージー州コルツネックのストーン・ヒル・ファームで撮影されたバンドと20人のフル・オーケストラによる演奏を中心にしたもので、ゲストに
パティ・スキャルファを迎えています。映画についてスプリングスティーンは「このアルバムのツアーは行わないことはわかっていた。なのでこの作品をを観客に届ける方法はないか考えていたが、これ(映画)が最適な方法だと考えた。みんなに見てもらうのを楽しみにしているよ」と語っています。
サウンドトラックの『ウエスタン・スターズ―ソングズ・フロム・ザ・フィルム』にはアルバム『ウエスタン・スターズ』収録曲の完全再現ライヴに加え、追悼の意を込め、
グレン・キャンベルのカヴァー「ラインストーン・カウボーイ」を収録。スプリングスティーンとロン・アニエッロがサウンドトラックのプロデュースを手がけ、
ボブ・クリアマウンテンがリミックス、ボブ・ラドウィックがマスタリングを担当しています。収録曲「ツーソン・トレイン」と映画のトレイラーが公開中です。
Photo by Rob Demartin