2019年8月23日のシーズン・オープニング・コンサートで正式に
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任した
キリル・ペトレンコ(Kirill Petrenko)とベルリン・フィルの最初の共演盤である
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」が、5月に発売された
CD(SACD Hybrid KKC-6029 3,241円 + 税)に続き、LP(LP KKC-1135 7,255円 + 税)でリリース。2019枚限定販売です。
ペトレンコは1972年、露シベリアのオムスク生まれ。18歳の時に家族(父親はヴァイオリン奏者)とともにオーストリアへ移住し、ウィーンで指揮者としての教育を受けました。ウィーン・フォルクスオーパー、マイニンゲン劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパーで活躍した後、2013年よりバイエルン国立歌劇場の音楽総監督に在任しています。ベルリン・フィルには2006年に初登場し、その後わずか3回の共演で首席指揮者に選ばれました。
この演奏は、2015年夏にペトレンコが首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017年3月)に収録されました。ゲネプロと3回の演奏会をもとにしたライヴ録音となっています。本エディションのデザインは、首席指揮者就任にあたってベルリン・フィルが展開するイメージ・キャンペーンに依拠し、ペトレンコが放つ音楽的・感情的な“エナジー”を象徴するものです。