「ボヘミアン・ラプソディ」、「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」などの人気曲を収録するクイーンのアルバム『
オペラ座の夜』を
野田秀樹が演劇化。
松たか子、
上川隆也、
広瀬すず、
志尊 淳らが出演するNODA・MAP第23回公演〈「Q」: A Night At The Kabuki〉が10月8日(火)に初日を迎えます。公演は東京・東京芸術劇場プレイハウス(10月8日〜10月15日、11月9日〜12月11日)、大阪・新歌舞伎座(10月19日〜10月27日)、福岡・北九州芸術劇場大ホール(10月31日〜11月4日)。前売り券は、全公演すでに予定枚数の販売を終了していますが、毎公演当日券の販売があります。詳細は公演の
スペシャル・サイトをご覧ください。
ロミオとジュリエットが生きていたら……。「Q」は、
シェイクスピアの名作で命を落としたはずの男女のその後を、源氏と平氏が争う12世紀の日本に舞台を移して描いたものです。あれから30年後、松たか子演じる「それからの愁里愛(じゅりえ)」のもとに上川隆也演じる「それからの瑯壬生(ろうみお)」から白紙の手紙が届く。そこに至るまでの経緯を、広瀬すずと志尊 淳が演じる若い愁里愛と瑯壬生の出会いから辿ります。「それからの」2人が見守り、若い2人と交錯しながら進む物語を、クイーンの名曲の数々がドラマティックに盛り上げます。
日本におけるクイーンの楽曲管理を行なうソニー・ミュージックパブリッシングからの提案を受け、野田が約2年をかけて作り上げた「Q」の上演に向けて、クイーンのギタリスト、
ブライアン・メイは「この度は伝説的劇作家・演出家の野田秀樹さんがクイーンのアルバム『オペラ座の夜』の演劇性を本物の舞台演劇にしてくださることになり、大変嬉しく、そして光栄に感じています。日本との長きにわたる繋がりの中で、令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史に新たな1ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです」とのコメントを寄せています。
Photo by Katsumi Omori