第1作が
ジェームズ・キャメロンの監督・脚本で製作され、大ヒット・シリーズとなった『
ターミネーター』。その最新作「ターミネーター: ニュー・フェイト」が11月8日(金)より全国ロードショー。公開に先駆け、シリーズの生みの親であるキャメロンの『ターミネーター』に対する深すぎる愛が明らかとなるエピソードが公開されています。
19991年に公開されたシリーズ最大のヒット作『
ターミネーター2』の正統な続編として描かれた本作では、『ターミネーター2』で一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”の危機が再び勃発。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、ダニーの命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーターREV-9(レヴ・ナイン)との壮絶な攻防が展開されます。サラ・コナー役の
リンダ・ハミルトンとT-800役の
アーノルド・シュワルツェネッガーがシリーズに復帰。また、その後『
タイタニック』『
アバター』といったヒット作を手がけてきたキャメロンも『ターミネーター2』以来、製作で復帰しています。なお監督を務めるのは『
デットプール』の
ティム・ミラーです。
キャメロンは、シリーズの続編を手掛けるにあたり、サラ・コナー演じるリンダ・ハミルトンに熱烈なアプローチをとったとのこと。キャメロンは「このシリーズに100%の全力を注ぎたかった。まずはリンダに直接電話して、なぜ彼女が必要なのかを説明した。そして、サラ・コナーがシリーズに戻るべき理由をたくさん書いた長いメールを送ったんだ」と明かし、キャメロンのシリーズへの愛と熱意を受け取ったハミルトンは「ジム(ジェームズ・キャメロン)がたとえ遠くからでもプロデューサーとして指揮をとってくれるから出演を決めたの」と、シリーズでのキャメロンの存在の大切さを語りました。また、シリーズの新たなヒロイン強化型の人間 “スーパーソルジャー”であるグレースを演じ
たマッケンジー・デイヴィスは、「キャメロンは本作にとても深く関わっていて、彼の存在感は常に強くあったわ。私たちは毎日彼と話し合いをしたの。本作には、彼の指紋がたっぷりついているわよ」と語るなど、キャメロンが 『ターミネーター2』以降の28年間分のシリーズへの愛情を本作に注ぎ込んだことがうかがい知れます。