2005/03/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
英国ロックの伝統回帰運動の象徴であった“ブリット・ポップ”の火付け役としてシーンで活躍していた、
スウェード。数多くのヒット作を発表し続けたものの、2003年に終止符を打ってしまい、各メンバーはそれぞれの道を現在は歩んでいますが、その同バンドのフロントマンであったフェミニンなヴォーカリスト、ブレット・アンダーソンは、94年にスウェードから脱退していた繊細なギタリスト、
バーナード・バトラーらとともに“ザ・ティアーズ(The Tears)”なる新バンドを結成。昨年より制作していたアルバム
『Here Comes The Tears』を引っ提げて、ついにデビューを果たします!
ブレット・アンダーソンとバーナード・バトラーの2人は、スウェードのデビュー当時、「ザ・スミスのモリッシーとジョニー・マーの再来」と騒がれるほどのコンビネーションをみせた黄金コンビでしたが、2ndアルバム
『ドッグ・マン・スター』制作時に仲違いして、バーナード・バトラーはバンドを脱退。その後は犬猿の仲として何年も口を利かない状態が続いていましたが、スウェード終焉後に急接近をし、昨年5月ごろからともに活動をするようになっていました。バンドの他のメンバーには、バーナード・バトラーがスウェード脱退後に始めた
マッカルモント&バトラーにてドラムを担当していたマコ・サカモトと、ネーサン・フィッシャー(ベース)を起用しており、アルバムには、そのメンバーでレコーディングされた全12曲を収録予定。アルバムは、
トラヴィスや
エンブレイスらで知られるUKレーベル“Independiente”より5月2日(UK)、さらに先行シングルとして「Refugees」も4月18日(UK)にリリースされる予定です。10年以上の月日を経て、再び復活した黄金コンビ。アナタも2人が発する化学反応に酔いしれてみませんか? 大注目!