『
マイティ・ソー バトルロイヤル』などで知られる
タイカ・ワイティティ監督最新作映画「ジョジョ・ラビット」が、2020年1月17日(金)より全国ロードショー。日本版最新予告映像が公開されています。
独特のセンスと創造力で次々と傑作を生み出し、マルチな才能で人々を魅了している監督・俳優のタイカ・ワイティティが第二次世界大戦中のドイツを舞台に戦時下に生きる人々の生きる歓びと人生の真実を弾けるユーモアとともに描き出す、かつてない壮大なヒューマン・エンタテインメントである本作。全米では10月18日(金)から公開されると5週目にして拡大公開され、週末成績276万ドル、トータル1350万ドルまで数字を伸ばし、現在公開中作品でトップクラスの勢いを保っています。
第二次世界大戦下のドイツ、立派な兵士になることを夢見て青少年集団ヒトラーユーゲントに入団した10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友だちのアドルフ(・ヒトラー / タイカ・ワイティティ)に小さな背中を押されながら奮闘中。ある日、家の壁の裏に、ユダヤ人の美少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)を見つけて大仰天。“ユダヤ人はわるい”と教えられてきたのに、愛情深く大好きな母親ロージー(
スカーレット・ヨハンソン)が匿っていたエルサは聡明で勇敢、そしてユーモアにも溢れていて、同じ屋根の下で過ごし言葉を交わすうちに、それまで信じていた景色が揺らぎ世界が大きく動き始めて……。
ジョジョにとって憧れであり強敵でもある陽気な教官クレンツェンドルフ大尉(
サム・ロックウェル)や、唯一の“実在の友だち”ヨーキー(アーチー・イェーツ)、さらには“憎しみは勝ちはしない。愛が最強の力よ”と大きな包容力でジョジョを抱きしめる母・ロージーなど、過酷な大戦下にありながらもジョジョの周りはたくさんの人々の愛情でいっぱい。ひとクセもふたクセもある、実に生き生きとした愉快な仲間たちに囲まれながら、生まれた世の運命と対峙するジョジョは、一体何を見て、何を感じるのでしょうか。全世界が笑って泣いたこの傑作に注目です。