日本以外はNetflixで配信となり、日本のみ劇場公開となるファン待望の映画「テッド・バンディ」が、12月20日(金)より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー。公開に先駆け、ヘヴィ・メタル・バンド、
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドの登場シーンを捉えたスチールが公開されています。
本作は、IQ160の頭脳と美しい容姿で司法・メディアを翻弄し、“シリアルキラー”の語源になった稀代の殺人鬼・テッド・バンディの裏側へと迫ると共に、殺人犯バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての姿を描いています。主演は、演技派俳優としての評価を一気に高めている
ザック・エフロン。テッド・バンディを愛してしまったヒロインを
リリー・コリンズ、判事役を名優
ジョン・マルコヴィッチがそれぞれ演じています。監督を務めたのはドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャーです。
ジェイムズ・ヘットフィールドの役どころは、スピード違反でザック・エフロン演じるテッド・バンディを捕まえるユタ州の警察官。不審なビートル(実際にバンディが愛用していた車)を見つけたヘットフィールド演じるヘイワード巡査は、その車を止め職務質問を行い、運転手を外に出し、手錠をはめて警察署へ。のちに車からは犯行に使用されたであろうバールやロープなどが見つかり、巡査の冴え切った感は猟奇的殺人鬼テッド・バンディ逮捕に繋がる大きな一手となりました。劇中でのヘットフィールドはすごみのきいた表情でテッドに詰め寄り、被害者の面通しにも頼もしく同席。ジェイムズ・ヘットフィールドは、史実でも一番のキーパーソンであろうボブ・ヘイワード巡査を堂々と演じ抜いています。
ジェイムズ・ヘットフィールドを起用した理由について、バリンジャー監督は「ボブ・ヘイワード巡査本人の写真を初めて見た時、“ジェイムズ・ヘットフィールドのぽっちゃり版だな“と思ったんだ」と笑いながら話し、「数年前に“役者はどう?”と聞いたら、興味はあるけど挑戦したことはないと言っていたんだ。だから早速、彼に電話をして映画に出ないかと尋ねたら、すぐに話に乗ってきてくれた。それ程大きくない役だから撮影は2〜3日で済むし、このくらいの役なら挑戦できると思ったらしい。すばらしい演技を見せてくれたし、メタリカのリードボーカルが撮影現場にいるというだけで、みんなも興奮ぎみだったよ」とコメントしています。
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