インドネシア・バリ島の出身で、2011年にユネスコ大使としてジャカルタを訪れていた
ハービー・ハンコックがその演奏を絶賛したジャズ・ピアニスト、
ジョーイ・アレキサンダー(Joey Alexander)が、名門レーベルのヴァーヴからメジャー・デビュー・アルバム『
ワルナ』(CD UCCV-1179 2,600円 + 税)を2020年2月5日(水)に発表します。日本盤にはボーナス・トラックとして「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を収録。アルバム収録曲「ダウンタイム」が公開中です。
若干16歳ながら、これまでに4枚のアルバムを発表し、3回の〈グラミー賞〉ノミネート経験を持つアレキサンダーは、現在米ニューヨーク在住。インドネシア語で“色”という意味を持つタイトルを冠したアルバムでは、
ラリー・グレナディア(b)、
ケンドリック・スコット(ds)とのトリオを中心に、いくつかの楽曲で
ルイシート・キンテーロ(perc)と
アン・ドラモンド(fl)が参加しています。
収録された13曲のうち、10曲がオリジナル。アルバムは、ツアーで訪れたさまざまな土地への旅の記録となっており、アレキサンダーは「いろいろなミュージシャンとセッションをするステージの上や、旅先での自分の体験、音楽的な対話から作ったオリジナル作品を共有したかった」とコメントしています。先行シングルとなった「ダウンタイム」はステージから降りて、新しい街を探検するときや、家族や友達と過ごす特別な瞬間のために書き下ろしたものだそうです。