いま大注目の浪曲師・
玉川太福をまるっと一冊特集した「浪曲師 玉川太福読本」(CDジャーナル刊)が12月27日(金)に発売されます。
明治、大正、昭和にかけて人気を博した演芸のひとつ「浪曲」。数年前までは“絶滅危惧種”と言われるほどの存在になっていたものの、最近では落語や講談とともに見られる場所も増え、ふたたび注目されつつあります。その人気復活の一翼を担っているキーマンが玉川太福です。
玉川太福は、2015年12月に〈第1回渋谷らくご大賞〉“創作大賞”を受賞したほか、人気沸騰中の若手落語家、
春風亭昇々、
瀧川鯉八、立川吉笑らと新作ユニット・ソーゾーシーを結成して日本全国をツアーでまわったり、人気講談師・
神田松之丞と競演したりするなど、早くも演芸好きの間で大人気となっています。また、2019年12月27日(金)には、映画「男はつらいよ」の新作が公開されますが、現在の浪曲界で唯一、「男はつらいよ」の浪曲を唸ることができるのが玉川太福であり、「男はつらいよ」関連のイベントではファンにもおなじみの存在となっています。
そんな玉川太福の魅力を徹底解剖するロング・インタビューに加え、
立川志の輔、
春風亭昇太、神田松之丞など人気の落語家、講談師が登場。また、浪曲入門、現場での楽しみ方などのコーナーもあり、浪曲や伝統芸能に興味を持ち始めた初心者から、ディープな浪曲ファンまで楽しめる“ニュー浪曲本”が登場です。