日本を代表するピアニストのひとりである
仲道郁代が東京・富ヶ谷のHakuju Hallとタッグを組んで取り組む新プロジェクトの第2回目となる公演〈仲道郁代 ベートーヴェンへの道(全6回)ベートーヴェン 鍵盤の宇宙 第2回「ベートーヴェンとヘーゲル」〉が1月18日(土)に開催されます。
Hakuju Hallで全6回にわたるシリーズ“仲道郁代 ショパンへの道”を成功裡に終えた仲道が、2019年から3年間全6回にわたってHakuju Hallで行なう新プロジェクト“仲道郁代 ベートーヴェンへの道”。仲道がライフワークとする
ベートーヴェンを取り上げる当シリーズのテーマは、“ベートーヴェンと偉大な魂との対話”です。哲学や美術、宗教、文学などの偉人たちとの対比を通して、ベートーヴェンの生涯と音楽を読み解いていきます。
内容は、仲道によるベートーヴェン演奏をメインに、仲道とナビゲーター役の文筆家 / 文化芸術プロデューサーの浦久俊彦とのトークが加わるもの。今回の第2回では、19世紀初頭の西洋哲学の巨人ヘーゲルがベートーヴェンと対置され、ヘーゲルとベートーヴェンがどのような時代精神を共有し、ベートーヴェンの音楽ではそれがどのような形で開花したのかに迫ります。
©Kiyotaka Saito