2006年のデビュー当時、ハイクオリティな音楽性で音楽リスナーの心を掴んだ男性2人組ユニット、
テリー&フランシスコの旧作ミニ・アルバム2タイトルとマキシ・シングル1タイトルに新曲を加えたコンプリート・アルバム『テリー&フランシスコ ギャラクシー』(2CD AQC1-77445〜6 2,700円 + 税)が2月21日(金)に発売されます。
作詞・作曲を手掛けるテリー福山(vo)と作曲とアレンジを手掛けるフランシスコ松浦(b,key)による男性2人組ユニット、テリー&フランシスコ。シティ・ポップや70年代のウエストコースト・サウンドへの敬愛が溢れたサウンドは当時から高い評価を得ていたものの、彼らの活動期間はとても短く、2枚のミニ・アルバムと1枚のシングルを残したのみでしたが、心に沁みわたる美しいメロディと芳醇なサウンドは15年近く経った今聴いても色あせない普遍性と、ふと泣きたくなるような温かい懐かしさに満ちています。
2017年から2018年に、名曲「サマークラシック」「ウィンタークラシック」が丸山雅生の主宰するプロダクション・デシネより立て続けにアナログ7インチでリリースされたことにより、
須永辰緒をはじめとするDJ界隈でも大きな話題となりました。また、2019年9月には各種サブスクリプションで全曲配信が解禁となり、現代の音楽ファンを喜ばせました。今こそ再評価されるべきタイミングであると、多方面からの熱いリクエストを受け、満を持して今回のコンプリート盤のリリースが決定。4販路限定専売、初回生産限定商品となります。
本作は、2006年発売のミニ・アルバム『
テリー&フランシスコ』『
テリー&フランシスコ2』、2007年発売シングル「
線香花火」という既発の3枚に収録されている音源に、2020年に録音された新曲「雨の日の銀河」をボーナストラックとして加えた2枚組です。タイトルの『テリー&フランシスコ ギャラクシー』は、1曲目に収録されている名曲「ため息の銀河」と、ラストに収録された新曲「雨の日の銀河」の“銀河”から来ています。
なお、発売直後の2月24日(月・祝)に東京・二子玉川 蔦屋家電のラウンジにてテリー&フランシスコのミニ・ライヴ&サイン会が開催されます。
[コメント]“サマークラシック”は2018〜2020年の私のレコードバッグのレギュラーです。運良くアナログ7インチに出会う事ができて以降ずっと入っています。いわゆる“シティポップ”では括り切れない『普遍さ』が込められているから、でもそれこそが“クラシックス”なのではないでしょうか?できれば00’年代に出会いたかった。渋谷Organ bar発信の、“オルガンバー・クラシックス”として紹介したかったからです。
を、踏まえて今回のCDアルバムは作全曲コンプリートとのこと!あらためて勉強します。――須永辰緒(DJ / 音楽プロデューサー)