2019年秋に5曲入りの先行EPをリリースしたヴォーカリストの
ベッカ・スティーヴンス(Becca Stevens)が、ニュー・アルバム『
ワンダーブルーム』(CD RPOZ-10055 2,400円 + 税)を3月4日(水)に発表します。CDのリリースは日本のみ、海外はLPの発売と配信です。アルバムのリリース直後、3月9日(月)と3月10日(火)には東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOで来日公演を開催します。
『ワンダーブルーム』というアルバム・タイトルは、亜熱帯雨林地域に自生する数年に一度、2日程度しか咲かない巨体花タイタン・アルム(Titan Arum)にインスパイアされて付けたもの。大きさゆえの力強さ、開花する時間の短さによる儚さ、強い腐臭など、さまざまな暗喩を感じたスティーヴンスは、そこから新しい音楽世界を生み出しました。
ほぼ固定メンバーで制作された3年前の前作『
レジーナ』から一変、新作は多くのミュージシャンを迎えたものとなっています。参加しているのは、
ジェイコブ・コリアー、コリー・ウォン(
ヴルフペック)、カーヴェー・ラステガー(
ニーボディ)、ジャスティン・バーガー、GrounUpコネクションからはそのほかにデヴイッド・クロスビー、ミシェル・ウィリス、そして
スナーキー・パピーからは
マイケル・リーグ、ボブ・ランゼッティ、ジャスティン・スタントン、
小川慶太、ネイト・ワースら、さらに
アラン・ハンプトン、ブルックリンのギタリスト、ライアン・スコット、ベッカ・スティーヴンス・バンド(リアム・ロビンソン、
クリス・トルディーニ、ジョーダン・パールソン)、ブルターニュのケルティック・ハープ奏者 / ヴォーカリストのローラ・ペローディンなど。ここ数年の音楽活動を反映させたラインナップです。プロデュース、アレンジ、録音はスティーヴンスと、
スナーキー・パピーや
ボカンテのサウンド・プロダクションに携わるニック・ハードが共同で担当しました。