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志田未来×花江夏樹W出演 スタジオコロリド長編アニメーション映画第2弾「泣きたい私は猫をかぶる」6月公開

志田未来   2020/01/28 13:26掲載
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志田未来×花江夏樹W出演 スタジオコロリド長編アニメーション映画第2弾「泣きたい私は猫をかぶる」6月公開
 『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で〈第42回日本アカデミー賞〉優秀アニメーション作品賞、〈ファンタジア国際映画祭〉今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞し世界中に驚きを与え賞賛の声を浴びた新進気鋭のアニメーション・スタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾「泣きたい私は猫をかぶる」が、6月5日(金)より全国ロードショー。封切に先駆け、特報映像&ティザー・ヴィジュアルが公開されています。

 本作は、伊勢湾を目の前に臨み、焼き物で栄えた街並みが印象的な愛知県常滑市を舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議で、観客に幸せを届ける物語。日本アニメ界の重鎮である佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった新進気鋭のクリエイター・柴山智隆がダブル監督を務め、キャラクターの繊細な心情の描写に定評がある岡田麿里が脚本を担当します。

 主人公のムゲ(笹木美代)役を演じるのは、26歳にしてキャリア20年目を迎えた志田未来。今回演じるムゲについて志田は「自分の気持ちを素直に出す明るくまっすぐな女の子です。ただ、思春期ならではの幼さやギャップも見られますが、その全てがムゲの魅力だと思います」とコメント。また、もう一人の主人公である日之出賢人役を演じるのは、実力派の花江夏樹。日之出賢人について花江は「思っていることを全面に出せない男の子。そこから意思がだんだん変わっていって、一人の少年から青年の気持ちに移りかわっていくところが魅力的だなっていう風に思います」と、誰もが感じたことのある思春期独特の感情を持ち合わせたキャラクターであると語りました。

[コメント]
〈出演が決まった際の感想〉
今回、ムゲ役をやらせていただけると聞いて、びっくりしました。
さらに花江さんとご一緒させていただけるということで、すごくプレッシャーも感じましたが、本当に嬉しかったです。

〈演じたキャラクター“ムゲ”について〉
本当に明るくて、まっすぐな女の子だなと思いました。今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出す子なので、観ていてすごく気持ちのいい子です。ただ、周囲からの愛に気づけていない幼い部分があったり、学校などで見せる外の顔と自分の部屋にいる時に見せる内の顔にギャップも見られます。
そんなムゲの全てが魅力的に描かれていると思いました。

〈観ていただく方へのメッセージ〉
この作品は、一歩踏み出す勇気をあたえてくれる作品になっていると思います。ムゲが猫になった姿もとっても可愛いらしいので、是非楽しみにしていてください。

――志田未来


〈出演が決まった際の感想〉
すごく雰囲気がいい作品というか、日常をきりとっているんですけど、すごくファンタジーがあって、そこの絶妙な感じがすごく素敵な作品だなと思いました。たくさん猫が出てくるのですが、僕も猫がめちゃくちゃ好きなので、これは運命的な作品かなと思いました。すごく演じられるのが楽しみでしたし、志田さんとこうして共演させていただけたのもすごく光栄だなと思いました。

〈演じたキャラクター“日之出”について〉
日之出は思っていることを全面に出せない男の子で、将来の夢とかこれから先の未来をどう進んでいくか、まだ決めかねている。中学生らしいといえばらしいのですが、ムゲから日之出に向けられた気持ちに、なかなか気づいてあげられなかったりとか。そういう思春期真っただ中の、男の子だなと、思います。そこが彼の良さでもあるのですが、そこからどう気持ちが変わっていくかとか、意思がだんだんかわっていって、一人の少年から青年の気持ちに移りかわっていくところが、魅力的だなと思います。

〈観ていただく方へのメッセージ〉
この作品には、コミュニケーションをとるときに、あと一言言えたらどれだけ楽になれるかという、誰にでもある気持ちやメッセージが込められています。日常をきりとったきれいな映像の中で、猫の世界に行ったり、猫になってしまったりという現実離れしたファンタジーの要素も加わったすごく魅力的な作品なので、是非楽しみにしていてください。

――花江夏樹


もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。まわりにあわせて自分の心にふたをしたり元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する二人を鮮やかに演じてくれました。
――佐藤順一

「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ“となりの世界”も」 佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。 ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
――柴山智隆

佐藤監督の匠の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフひとりひとりの日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況のなか、謎と思われているムゲの成長を、劇場でご覧いただけたら幸いです。
――岡田麿里

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© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

「泣きたい私は猫をかぶる」
2020年6月5日(金)より全国ロードショー
nakineko-movie.com
配給: 東宝映像事業部
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