2020年のベートーヴェン生誕250年のアニヴァーサリー企画として、イタリア出身の名ピアニスト、
マウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini)が
『ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第30番〜第32番』(MQA / UHQCD UCCG-40096 2,800円 + 税)を2月21日(金)にリリース。
ポリーニは、2014年にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させました。この全集は、1975年に録音された第30番、第31番からスタートし、続いて77年に第32番と第28番&第29番が録音され、その後全集の完成までに39年を要しました。本作は、近年ショパンなど主要レパートリーの再録音を進めているポリーニが取り組むベートーヴェンの再録音で、2019年6月・9月に独ミュンヘンでレコーディングされました。
ピアノ音楽の“新約聖書”と称されるベートーヴェンのピアノ・ソナタは、ピアノ・レパートリーにおいて最も重要な作品群。そのなかでも最後の3つのソナタは、ベートーヴェンが到達した孤高の境地が示されています。