南ロンドン出身のマルチプレイヤー / プロデューサーで、2018年発表のデビュー・アルバム
『ジオグラフィー』が大ヒットした
トム・ミッシュ(Tom Misch)が、ジャズ・ユニット、
ユセフ・カマールのメンバーとして知られるドラマー、ユセフ・デイズとのコラボレーション・アルバム『What Kinda Music』(CD UICB-1008 2,500円 + 税)を4月24日(金)に発表します。名門レーベル「ブルーノート・レコード」からリリースされるこの新作からタイトル・トラック「What Kinda Music」が配信中。ミュージック・ビデオやコマーシャルなどを手がけてきたダグラス・バーナートが監督したオフィシャル・ビデオもYouTubeで公開されています。
ミッシュとカマールは同じ南東ロンドン出身で、ミッシュは9歳のときに学校のタレントショウでカマールがドラムをプレイしているのを見たことがあるとか。その後、2018年の夏にミッシュのアルバム『ジオグラフィー』のパーティで出会ったのをきっかけに付き合いが始まり、コラボレーション・アルバムへと発展しました。
ミッシュはこのアルバムについて「ユセフはどちらかと言うとエクスペリメンタル(実験的)なバックグラウンドを持っていて、ルースでクレイジーなアイディアの持ち主なんだ。そこに僕のキャッチーなメロディのソングライティングテクニックを加えて、ユセフのアイディアをより普遍的に出来たと思う」、カマールは「俺達の両親は、これまで会ったことがなかったのに、今では俺達以上に会う程仲が良いんだ! この作品を通じて、同様な影響が世界の人々にもあって欲しいと願っているよ……特に、分裂しがちな現代だからこそね。2人の全く異なる音楽背景を持つミュージシャンによるコラボ作で、それを聴き取って欲しい」とそれぞれコメントしています。
Photo by Adama Jalloh