『
八日目の蝉』『
白ゆき姫殺人事件』などの
井上真央が主演を務める映画「閉じ込めた吐息」の製作が2020年3月よりスタート。
監督は、映画長編デビュー作「人の望みの喜びよ」で〈第64回ベルリン国際映画祭〉にてスペシャルメンション(準グランプリ)を受賞し“光り輝く宝物のような映画”と評され、〈第42回 Festival Sesc Melhores Film〉〈第10回 Tel Aviv International Children’s Film Festival〉などブラジル、イスラエル、UAE、イギリスと世界的に評価が高い杉田真一。なお杉田は本作のオリジナル脚本も手がけています。
「閉じ込めた吐息」は、“娘”と“母”であるからこその伝えられない感情の複雑さを繊細に描いた作品。今回、脚本を読んだ井上真央が出演を快諾、杉田真一監督との“初”タッグが実現することになりました。3月より、愛知県刈谷市を中心に撮影を行なう予定です。
[コメント]本作主人公の夕子に、井上真央さんの息を吹き込んで頂けることとなりました。
オリジナル脚本として描いた夕子が、ようやく体温を持つんだなぁ、生き始めるんだなぁと思うと、今から楽しみで仕方がありません。
井上真央さんでしか表現出来ないであろう繊細さと強さ。そのあいだで揺らぐ言葉にならない“思い”を、こぼしてしまわない様に、そっと掬い取れればと考えています。
白や黒のはっきりしたコントラストだけでは描けない、そんな豊かで美しい灰色の映画になればと思っています。――杉田真一監督©「閉じ込めた吐息」製作委員会
■「閉じ込めた吐息」
2020年3月より製作スタート