The Bad Ten Hoursが、フル・アルバム『Kanshochudoku』を2月26日(水)にデジタル配信サービスにてリリース。リード・トラック「Copycat」のミュージック・ビデオがYoutubeオフィシャルチャンネルにて公開されています。
The Bad Ten Hoursは東京出身の音楽家、Deuによるソロ・プロジェクトで、2018年頃から活動を開始。パンクやインディ・ロック、00年代以降のガレージ・ロックに影響を受けたサウンドとDeuのハスキー・ヴォイス、英詞ながら文学的アプローチのある歌詞と、諦観の強い世界観には定評があるアーティストです。
今回発表された『Kanshochudoku』は、これまでデジタル・リリースされた4作のシングルに新曲を追加収録した現時点でのべスト・アルバム的位置付けの作品となっていて、フランツ・フェルディナンドやストロークスなど00年代ガレージ・ロックを想起させる「No Legislation Applies Here」「New Town」から幕を開け、BPM251の早急なビートで駆け抜ける「Elephant Gun」などが配置され、呟くようなポエトリーリーディングが印象的なインタールード・ナンバー「August 32」でアルバムは折り返し地点を迎えます。オールドスクール・スカ風の「You And Your Papers」、哀愁のあるブラス隊が印象的な「Pangolin」などを経て、本アルバムのリード曲である「Copycat」、ラスト・ナンバー「RUN」まで駆け抜ける内容となっており、Deuのソングライティングセンスが存分に発揮された作品に仕上がっています。