ウォルター・スミス3世(ts)と
マシュー・スティーヴンス(g)を中心にしたUSジャズ・シーンの実力派からなる5人組がアルバム『
イン・コモン』を発表し、大きな話題を呼んだのは2018年のこと。スミス3世とスティーヴンス以外のメンバーを一新して制作したアルバム『
イン・コモン2』(CD RPOZ-10057 2,400円 + 税)が5月13日(水)に発売されます。
新たにグループに加わったのは、旧
イン・コモンの各メンバーと共演歴がある若手のミカ・トーマス(p)、
パット・メセニーのツアーや
ファビアン・アルマザン『Rhizome』に参加し、強靭なサウンドに定評のあるリンダ・オー(b)、ジャズだけでなく
ブリタニー・ハワードのヒット作『
ジェイミー』など他ジャンルのミュージシャンからの評価も高い
ネイト・スミス(ds)。アルバムのオープニングで
ロイ・ハーグローヴの「アオイ・アラン」をカヴァーしているほかは、すべての楽曲をスミスとスティーヴンスが書き下ろし、プロデュースもこの2人が手がけました。
アルバムのジャケットは、『イン・コモン』のジャケットのグループを離れたメンバーの顔に、新たにグループに加わったメンバーの顔写真を貼り、アルバム・タイトルとメンバー名を書き換えたユニークなものとなっています。