梶浦由記プロデュースによる3人組女性ヴォーカル・ユニット“
Kalafina”のメンバーとして、低音で存在感ある歌唱でコーラスワークのボトムを支えていた
keikoが、2020年4月16日(木)にKEIKO名義でのソロ歌手活動開始を発表。
2008年1月に劇場版アニメ『
空の境界』のエンディング・テーマ「
oblivious」でCDデビューして以来、『
魔法少女まどか☆マギカ』『
Fate/Zero』などの人気アニメ作品をはじめ、NHK『
歴史秘話ヒストリア』のテーマ・ソングなどを担当し、一糸乱れぬ美しく重厚なハーモニーで国内外で高い評価を得ていたKalafinaですが、2019年3月に惜しまれながら解散。その後の動向が気になっていたところ、Kalafina解散から1年の空白期間を経て、ソロ・シンガーとしての新たなキャリアをスタートさせるKEIKOがYouTubeにてコメントを公開しています。
KEIKOは「これまで積み重ねてきたことに何がプラスアルファできるか。自分だけじゃなくいろいろな人たちの声を聞きながら悩んだり楽しんだりしながら音楽制作をしています。今年は皆さんに直接音楽を届けられる機会がたくさん持てるんじゃないかなと思っていますのでお会いできる日を楽しみにしています」と歌手復帰についての想いを噛み締めながら慎重に語り、Kalafinaについては「今までも、これからも、Kalafinaの音楽を大事にしていく気持ちは変わらない。ステップアップするという意味も込めて、私を知って下さっている方にも知らない方にも、ソロとして新しい音楽を届けていきたい」とし、ソロ・シンガーとして新たな一歩を踏み出すことについても「“挑戦する”という思いはすごく強い。エネルギーがわいてくるような、KEIKOの音楽を楽しみに待っていてほしい」と力強く思いを込めて語っています。
また、オフィシャルサイトも開設され、次のようなコメントを寄せています。
[コメント]大切な皆さまへ
初めまして
お久しぶりです
そして
待っていてくれて
ありがとう
KEIKOです。
今、世界中が困難な問題に直面しています。
今年はソロ活動という新しい挑戦をする決意を持って迎えましたが、現在、活動自粛が続いている業界において、今は私も皆さんと同じ様に大切な人を守るべく行動をしていきたいと思っています。
日に日に変化する状況ではありますが、柔軟に、そしてしっかりと受け止め、身近な人と支え合いながら乗り越えて行けたらと思います。
一緒に乗り越えましょう。
1日も早く皆さんと音楽ができる日がきます様に。。――KEIKO なお、現在制作中の楽曲は今年の秋頃にavex traxよりアルバム・リリースを目指しているとのこと。それに先駆けて、5月にはアルバム収録楽曲「命の花」「Be Yourself」の2曲が先行配信される予定。「命の花」は新しい音楽制作チームとともに自身初となる作詞への挑戦を行ない、「Be Yourself」はこれまでの自身のイメージにはない楽曲へ挑戦したという、どちらも意欲的な楽曲となっています。さらには、今秋にツアーも予定しているとのこと。今後の活動についての続報や詳細はオフィシャル・サイトや公式Twitterにてご確認ください。