英オックスフォード出身のシューゲイザー・バンド、ライド（Ride）が2019年8月に発表した『ディス・イズ・ノット・ア・セイフ・プレイス』。全英チャート7位を獲得したこのアルバムを、ロンドンの謎のアクト、ペトル・アレクサンダーが再構築した『クラウズ・イン・ザ・ミラー（ディス・イズ・ノット・ア・セイフ・プレイス・リイマジンド・バイ・ペトル・アレクサンダー）』（CD WEBB584CDJ 2,300円 + 税）が5月1日（金）に発売されます。

　ペトル・アレクサンダーはバンドから受け取ったアルバムの音源からヴォーカル・トラックだけを抜き出して、そこにストリングスやピアノを中心にした音を重ね、美しくも静謐な、新たな世界を作り上げています。ライドはこれまでにもリミックスなどでポスト・クラシカルやアンビエントへの興味を示唆してきましたが、ここではその志向がアルバム全編にわたって展開されています。