6月19日(金)に発売される
つんく♂プロデュース最新作となる絵本「ねぇ、ママ?僕のお願い!」(双葉社)。発売に先駆け、つんく♂の次女を声優に起用した動画がYouTubeで公開されています。
つんく♂は「絵本、出来たけど発売日がだいぶ先になりそうなんで、せっかくの“母の日”のお話やし、それに間に合うように動画出しのokもらったので半ば強引ですが アップさせてもらいます! 」とTwitterで告知しアップすると、「母の日の最高のプレゼント」「朝から心がほっこりして涙しちゃいました」「感動しました!」「子供の成長がかわいい!自分の子供もいつかこんなふうになるのかな」など、心温まるメッセージが続々と寄せられました。その後まもなく、つんく♂はさらに英語ver.動画も制作。「既に公開中の動画に対してハワイに住む友人含め、海外の知り合いから他の言語Versionは作らないの?と連絡があったので、“確かに!母の日はアメリカ発祥だし!”と思い、英語Versionならすぐ出来る!って思ったので早速作りました。母役は12歳の姉がチャレンジしました。姉妹での参加、ご愛敬ということで見守ってくださいませ 笑」とのことで、思いがけずつんく♂ファミリーの世界デビューとなりました。
また今作に関して、つんく♂は、「子育てをしている大人って実はなかなか浮かばれない。“子育てやって当たり前”と。もちろんそうなんですけど、昔みたいに“向こう三軒両隣”といった近所付き合いも、“頑張ってるな〜”とか“ちょっと見といて〜”みたいな支え合いも、核家族化が進む今、そう簡単ではないわけです(特にソーシャルディスタンスが重要視される昨今では当然ゆえ、夫婦喧嘩も増えるでしょうね)。子育てが、いつの間にか孤立化してるんじゃないでしょうか」「僕は絵心がなくて、自分が絵を書こうという発想はできない。やはり僕は歌詞を書く仕事なので、絵本といいつつ、ポエムありきなんですが、だからこそ、文字を読めない小さい子に、どう伝えようかなと熟考を重ね、その親や祖父母まで楽しめるメモリアルになるような本が良いのでは、というアイディアにたどり着きました。もはやわざわざ製本された本を買う時代じゃない中、メモリアルになるような、そんな絵本にしたいなって思いました。小さい子に読み聞かせする絵本というよりは家族に向けての絵本ですね」「僕らができるのは、ただ単に“子育て世代にエールを”ではなく、“よくやってるねすごいよ”と、喩えて言えば、応援団のエール交換のように、お互いに“称賛し合える関係を”と発信するのが役割かなと思っています」と、彼らしい誠実な言葉を寄せています。
©つんく♂・なかがわみさこ/双葉社
■2020年6月19日(金)発売
(詩)つんく♂ / (絵)なかがわみさこ
「ねぇ、ママ?僕のお願い!」
双葉社 1,400円+税